103D36

74歳の男性。腰部の皮疹のため搬入された。2か月前から脳梗塞のため他院に入院していた。1か月前に右大転子部に紅斑が生じたが放置していた。2週前から急速に潰瘍化し黒色に変色してきた。右大転子部の写真を別に示す。
まず行うのはどれか。
デブリドマン
抗凝固薬投与
抗真菌薬塗布
副腎皮質ステロイド塗布
非ステロイド性抗炎症薬投与

解答: a

103D36の解説

高齢男性の腰部の皮疹。画像より褥瘡が考えやすい。脳梗塞のため他院に入院していた、とのことで局所に体重がかかりすぎたのであろう。こまめな体位変換を行うべきであった。
a 正しい。痂皮が付着しており、デブリドマンが優先される。
b〜e 褥瘡に対する一般的治療ではない。

正答率:97%

テーマ:褥瘡への対応

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