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103A46
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49歳の女性。1週前からの右乳房乳頭からの分泌を主訴に来院した。右乳房に腫瘤は触知しないが、圧迫すると乳頭から血性の分泌液を認める。マンモグラムで異常を認めない。超音波検査で拡張した乳管像を認める。
最も考えられるのはどれか。
a
乳腺炎
b
乳腺症
c
乳腺線維腺腫
d
乳腺管内乳頭腫
e
乳腺葉状腫瘍
解答: d
103A46の解説
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1週前からの右乳房乳頭からの分泌を主訴とする49歳女性。腫瘤を触知しないこと、血性乳汁分泌や乳管拡張像を認めることがポイントとなる。
a 乳腺炎では授乳期に生じやすく、また炎症所見を認めるはず。
b 乳腺症では両側性であり、自発痛を認める。
c・e 腫瘤を触知しないことから否定的。
d 正しい。乳管拡張像や血性乳汁分泌をみることから最も考えられる。
正答率:74%
テーマ:乳腺管内乳頭腫の診断
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