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101G26
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35歳の男性。右下腹部痛を主訴に来院した。昨夜から右下腹部痛が出現し、次第に増強してきた。2日前から排便がみられない。下血はない。体温37.8℃。脈拍100/分、整。血圧128/80mmHg。右下腹部に圧痛を認める。白血球11,800。CRP 7.8mg/dL。注腸造影写真を別に示す。
最も考えられるのはどれか。
a
急性虫垂炎
b
大腸憩室炎
c
潰瘍性大腸炎
d
腸結核
e
虚血性大腸炎
解答: b
101G26の解説
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注腸造影写真では憩室を多数認めており、大腸憩室炎を考える。
a 確かに右下腹部の圧痛を認めるが、初期から疼痛部位が限局していること、画像写真の内容としても虫垂炎は考えにくい。
b 正しい。上述の通り。
c 注腸造影にて鉛管状変化を伴う。
d 注腸造影にて輪状潰瘍や輪状狭窄といった所見を認める。
e 注腸造影にて拇指圧痕像を認める。
正答率:80%
テーマ:大腸憩室炎の診断
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