101A25

54歳の男性。胸やけを主訴に来院した。1年前から食後に胸やけの症状がある。食道内視鏡写真を別に示す。
診断はどれか。
逆流性食道炎
食道癌
食道裂孔ヘルニア
食道静脈瘤
Barrett食道

解答: a

101A25の解説

a 正しい。食道内視鏡写真ではヒトデ状に発赤を認めており逆流性食道炎に特徴的な所見である。
b 辺縁不整な隆起や潰瘍を伴う変化を認めるはずである。
c 内視鏡写真として食道胃接合部〈EGJ〉は認めず否定的。
d 数珠上の静脈瘤は認めない。
e Barrett食道は下部食道粘膜が円柱上皮に置き換わった状態であり、病理で細胞を確認しないと診断できない。

正答率:88%

テーマ:胃食道逆流症〈GERD〉(逆流性食道炎)の診断

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