100G19

牛海綿状脳症〈BSE〉について正しいのはどれか。
ウイルス感染症に分類される。
我が国では報告されていない。
検査に遺伝子増幅法を用いる。
発生数はヨーロッパが一番多い。
対策は感染症法に基づいて行われる。

解答: d

100G19の解説

a BSEは異常プリオン蛋白の蓄積によって発症する。
b 1984年に初発生し、以降全国各地で報告例がある。
c ELISAやウエスタンプロット法、PCR法などの検査により異常プリオン蛋白を検出する。
d 正しい。発生数はヨーロッパが一番多い。
e 対策は牛海綿状脳症特別措置法に基づいて行われる。なお、BSEによってヒトが発症するクロイツフェルト・ヤコブ病は感染症法5類に分類されるが、BSE自体は牛の疾患である。

正答率:43%

テーマ:牛海綿状脳症〈BSE〉について

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