100G18

院内感染症で正しいのはどれか。
保健所に発症24時間以内に届け出る。
院内肺炎は肺炎球菌によるものが多い。
使用済み注射針はキャップをしてから廃棄する。
接触予防策〈contact precaution〉は結核患者に実施する。
標準予防策〈standard precaution〉は患者全員に実施する。

解答: e

100G18の解説

a 保健所への届け出は各感染症に基づき、「院内感染」という大枠での届け出は不要。
b 肺炎球菌は市中肺炎の原因として多い。院内肺炎では緑膿菌や黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌が、誤嚥の場合には口腔内の嫌気性菌が起炎菌となる。
c 注射針は原則として、リキャップは避けるべきである。
d 接触予防策〈contact precaution〉は接触感染対して行い、結核患者へは空気感染予防策を実施する。
e 正しい。標準予防策〈standard precaution〉は院内感染予防として、患者全員に実施する。

正答率:88%

テーマ:院内感染症について

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし