解決済 104D43 02.内分泌代謝

ケトアシドーシスは低血糖時にはならないのでしょうか。

糖尿病性ケトアシドーシスでは、インスリン不足のため細胞に糖が取り込めず、脂肪代謝をすることでケトンが生成され、アシドーシスになると理解しています。
低血糖の場合でも細胞で糖が取り込めないため、同様に脂肪代謝からケトンを生成するということは起きないのでしょうか。
よろしくお願いします。

回答2件

  • ありえますが、
     ①低血糖が問題になるのは慢性的なものではなく、急性のものが多いため、脂肪分解している時間がない。
     ②糖が不足した場合には糖新生の経路が働く
    といった理由から、DKAよりはケトン体陽性となりにくいです。

    • ご対応、ありがとうございます。
      すっきりしました。

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  • 問題参照 104D43

    75歳の女性。意識障害で搬入された。夫との朝食前の散歩中に動悸を訴え、間もなく意識が混濁したという。1年前に糖尿病と診断され、食事療法、運動療法およびスルホニル尿素薬で治療中である。最近のHbA1c値は5.8%である。意識は傾眠状態。体温36.2℃。呼吸数18/分。脈拍92/分、整。血圧170/90 mmHg。明らかな麻痺を認めない。
    この病態でみられるのはどれか。2つ選べ
    • a 振戦
    • b 顔面浮腫
    • c 発汗増加
    • d アセトン臭
    • e Kussmaul呼吸
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