解決済 113B30 09.肝胆膵

MRCP vs ERCP

もし将来的に「総胆管結石疑いで腹部USを実施した。次に行う検査は何か。」という出題がありMRCPvsERCPになった場合のQuizがNEJMにありましたのでリンクを貼ります。
https://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1668/
総胆管結石が見えた場合や、胆管炎を疑う症状がある場合や、T-Bilが4を超えた場合などハイリスク群はERCPで、中等度リスク群はMRCPだそうです。
(本問ならハイリスクなのでERCPとなります。)
MRCPで胆管炎が疑われた場合ERCPに進むようなので出るとすれば、「ハイリスク群ではERCP」のようにも思いますが、臨床でも役立つように思いましたのでトピ立てさせていただきました。

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  • 問題参照 113B30

    60歳の男性。妻に黄疸を指摘され来院した。45歳時に糖尿病と診断され経口糖尿病薬を服用している。意識は清明。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧128/76mmHg。呼吸数14/分。眼瞼結膜は軽度貧血様で、眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。右季肋部に軽度の圧痛を認める。下腿に浮腫を認めない。血液所見:赤血球356万、Hb 10.8g/dL、Ht 35%、白血球7,500、血小板38万。血液生化学所見:総蛋白7.2g/dL、アルブミン4.2g/dL、総ビリルビン5.8mg/dL、直接ビリルビン3.7mg/dL、AST 48U/L、ALT 65U/L、ALP 689U/L(基準115~359)、γ-GTP 243U/L(基準8~50)、尿素窒素45mg/dL、クレアチニン3.5mg/dL、血糖153mg/dL、HbA1c 7.4%(基準4.6~6.2)。CRP 1.1mg/dL。

    まず行うべき検査はどれか。

    • a 腹部造影CT
    • b 腹腔鏡下肝生検
    • c 腹部超音波検査
    • d 磁気共鳴胆管膵管撮像〈MRCP〉
    • e 内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査〈ERCP〉
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