解決済 110I53 03.血液

ペルオキシダーゼ染色の陽性陰性の判断

この問題はBの画像からペルオキシダーゼ染色陽性と判断し,リンパ系よりも骨髄系と考えます.

しかし,最新の国試113d54の画像をよく見るとこの問題のAと全く同じですが今度は答えが「リンパ性」になっています.

とすると結局今後この問題のBのような画像が出た場合ペルオキシダーゼ染色陰性と判断した方が良いのでしょうか...?

回答2件

  • いいえ、110I53のBと同じ画像が今後出てもペルオキシダーゼ染色陽性と判断します。

    110I53のA画像と113D54の画像が同じであろうとも、画像はMay-Giemsa染色標本ですので、別にペルオキシダーゼ染色標本の評価を行う必要があります。

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  • 問題参照 110I53

    59歳の男性。易疲労感と発熱とを主訴に来院した。2か月ほど前から易疲労感を自覚していた。2週前に感冒様症状と37℃前後の微熱とを自覚し自宅近くの診療所で投薬を受けたが改善しなかった。身長169cm、体重66kg。体温37.5℃。脈拍92/分、整。血圧118/72mmHg。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。頸部、腋窩および鼠径部の表在リンパ節を触知しない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫や紫斑を認めない。血液所見:赤血球202万、Hb 6.9g/dL、Ht 19%、網赤血球0%、白血球59,400(桿状核好中球10%、分葉核好中球1%、単球0%、リンパ球5%、異型細胞86%)、血小板5万。血液生化学所見:総蛋白5.7g/dL、アルブミン3.5g/dL、AST 34U/L、ALT 45U/L、LD 756U/L(基準176〜353)、尿素窒素19mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、Fe 134μg/dL。骨髄染色体検査では46,XYであった。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(A)とペルオキシダーゼ染色標本(B)とを別に示す。
    最も考えられるのはどれか。
    • a 多発性骨髄腫
    • b 急性骨髄性白血病
    • c 慢性骨髄性白血病
    • d 急性リンパ性白血病
    • e 慢性リンパ性白血病
  • 関連トピック

    なし