お世話になっております。本問について解説を聞いて納得したのですが、改めて考えると、現在の抗凝固療法を継続するとAFがまた起こると思いますが、それについてはいかがでしょうか。
動悸ぐらいなら良いのでしょうか。
抗凝固薬がAFの原因ではないと思います。
AFが生じたが、治療のひとつである抗凝固薬を今の患者の状態からどう評価するか追加するのか減らすのか継続するのかが問われているのであって、AFの原因の治療を聞いているわけではないのではないかと思います。
なので、AF(動機)の根本的な治療はこの後も議論、精査されると思います。
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72歳の女性。動悸を主訴に来院した。5年前に大動脈弁狭窄症に対して機械弁による大動脈弁置換術を受けており、定期的に受診し、ワルファリンを内服している。これまでの受診時の心電図検査では洞調律であったが、来院時の心電図は心拍数104/分の心房細動であった。意識は清明。脈拍96/分、不整。血圧120/76mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。頸部血管雑音を認めない。呼吸音に異常を認めない。神経学的所見に異常を認めない。血液所見:赤血球468万、Hb 13.7g/dL、白血球7,300、血小板18万、PT-INR 2.3(基準0.9〜1.1)。
この患者への対応として適切なのはどれか。