解決済 113A36 02.内分泌代謝

問題文中のインスリンの値および単位についての誤植

お世話になっております。

問題文中にありますインスリンの値および単位について、2019年版内分泌代謝のテキストやmedu4のデータベース上では「421 U/L」となっていますが、厚生労働省のホームページ上にある113回A36の原本(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-01.html)を確認したところ「42 IU/L」が正しいかと思われます。

問題を解く上では大きな影響は生じないと思うのですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

回答4件

  • >> ほずみ先生
    返信いただきありがとうございます。
    リンク先を拝見し、IU/LとU/Lの関係について理解できました。
    その上でやはり気になりますのは、単なる単位の変更が大きな意味を持たないのならば、数値が原本では「42」となっていたところ、テキストやデータベース上では「421」と大幅に増加してしまっているのは誤植ではないのでしょうか。本文記載の基準(17以下)からあえて大幅に乖離させているなど何かしらの意図があってのことなのでしょうか。

  • あああー、把握です! なるほど。
    国試の紙原稿スキャン時にI(アイ)が1(いち)と間違えて認識されたんですね。
    42に直しました。
    せっかくご指摘いただいたのに、理解できずトンチンカンな回答をしてすみません!
    助かりましたっ!!

  • >> ほずみ先生
    いえ、滅相もないです。
    IU/LとU/Lの違いについて、あまり気にしていない疑問ではありましたが今回知ることができたのは思いがけない収穫でした。
    訂正いただきありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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  • 問題参照 113A36

    42歳の男性。空腹時の意識障害を主訴に来院した。30歳ころから空腹時に意識が遠くなる感覚があり、ジュースや飴などを摂取して症状が改善することを経験していた。内視鏡検査前の絶食時に意識消失発作を生じたため血液検査を受け、低血糖(46mg/dL)が判明した。母親に尿路結石破砕術歴、母方祖母に下垂体腺腫の手術歴がある。身長170cm、体重89kg。脈拍88/分、整。血圧140/92mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。左腰背部に叩打痛を認める。血液生化学所見:総蛋白8.2g/dL、アルブミン4.4g/dL、AST 42U/L、 ALT 62U/L、尿素窒素19mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、Na 142mEq/L、K 4.2mEq/L、Cl 102mEq/L、Ca 13.2mg/dL、P 2.3mg/dL、空腹時血糖54mg/dL。インスリン42U/L(基準17以下)。

    診断のために有用でないのはどれか。

    • a 腹部造影CT
    • b 頸部超音波検査
    • c 下垂体造影MRI
    • d 血中カテコラミン測定
    • e 血中下垂体前葉ホルモン測定
  • 関連トピック

    なし