解決済 110G55 03.血液

骨髄穿刺と骨髄生検

「骨髄穿刺と骨髄生検」
国家試験とは少し離れた質問になります。

実臨床では骨髄生検も必要と思われる際は同時に行うのでしょうか。あらかじめ予想を立ててから片方のみ行うのでしょうか。
手技も似ています。

骨髄穿刺をして、診断不十分とのことで骨髄生検を後からし直している。つまり侵襲度の高い検査を二度も行っている。
DryTapなら引いたときにわかると思うのですが、そのまま骨髄生検も一緒に続けてやればいいように思います。
110G55の医師の診断プロセスの意図がよく分かりません。

回答2件

  • 基本的にどちらも一緒にするようです(特に初診時)。おそらく「今実際に骨髄穿刺したらdry tapになっちゃったんだけど、次どうしよう・・・」というリアルな状況をイメージしたのかなぁ・・・と自分は思います。同時にやってもらえたほうが、後からもう一回刺されるよりも患者としては負担は少なくなるでしょう。

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/7/102_1676/_pdf

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 110G55

    65歳の男性。腹部膨満感と倦怠感とを主訴に来院した。3か月前から腹部膨満感と倦怠感とを自覚するようになり徐々に増強してきたため受診した。眼瞼結膜は貧血様である。右季肋下に肝を3cm、左季肋下に脾を10cm触知する。血液所見:赤血球340万、Hb 10.2g/dL、Ht 33%、白血球8,700(骨髄球3%、後骨髄球5%、好中球59%、好酸球4%、好塩基球2%、単球8%、リンパ球19%、赤芽球3個/100白血球)、血小板35万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL、アルブミン3.8g/dL、総ビリルビン1.2mg/dL、AST 36U/L、ALT 24U/L、LD 587U/L(基準176〜353)、尿素窒素22mg/dL、クレアチニン1.1mg/dL。骨髄穿刺ではdry tapで骨髄液を採取できなかった。
    診断のために次に行うべき検査はどれか。
    • a 骨髄生検
    • b 骨髄MRI
    • c 腹部超音波検査
    • JAK2遺伝子検査
    • e 骨シンチグラフイ
  • 関連トピック