PMFとCML急性転化では、骨髄生検画像がないと鑑別が難しいと感じました。
白血病では白血球の数は増加、減少どちらも可能性があると認識しています。
両方とも脾腫やdry tapが所見ですし、骨髄球なども見られると思います。
PMFでは涙滴赤血球や巨大血小板、赤芽球が末梢血に出てくるため、そこがCMLとの違いかなと思ったのですが、いまいちピンときません。
病態の違いは勉強したつもりですが、いざ臨床問題を見ると両者の違いが分からなくなります。
110G55も血液所見に「赤芽球」がなければPMFと言い切れないと思うのですが、、、
考えすぎでしょうか?
CML急性転化はCMLの慢性経過を背景として出現しますので、PMFを鑑別の対象とする必要性はあまり無いかと思います。
105A53や108A29でCML急性転化の臨床像を再確認しておきましょう。
机上の学習で行き詰まったら実臨床に戻る、というスタンスは非常に重要です。
学生時代はそうそう患者さんを診ることができませんから、medu4.com上の「検索」で臨床問題を検索すれば十分です。
お忙しい中ありがとうございました
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