解決済 108G26 26.必修的事項

高齢者の栄養管理について

必修特講2017の5コマ目にて、108G26の選択肢c「 胃瘻からの経管栄養では誤嚥は起こらない。」の解説が、経鼻胃管での解説になっていると思いました。
(栄養剤が管の横を逆流して肺に入ってしまうかもしれない旨)

過去問DBの解説では
「c 胃瘻から導入した栄養剤が逆流することも十分にありうる。」
とありますので、これはこれでよいのですが、

動画の解説を見て、「経鼻胃管を用いても誤嚥性肺炎の危険性はある。」というふうに解釈しました。

しかし111H6のdの解説にて
「経腸栄養の禁忌はイレウスや消化管出血など消化管の障害があるときである。経鼻胃管を利用することで誤嚥を予防できるため、誤嚥性肺炎の急性期にも有効。」
と書いてあり、矛盾しているように感じました。

結論としては
・胃瘻は普通に誤嚥性肺炎の危険性あり
・経鼻胃管は誤嚥性肺炎の予防に有用、但しまれに逆流して誤嚥性肺炎を引き起こす。
ということでよろしいのでしょうか。

御回答よろしくお願いします。

回答2件

  • 経鼻胃管でも胃瘻でも逆流をゼロにはできません。
    また、講義内ではお話しませんでしたが、胃腸に栄養が投与されると刺激により唾液分泌が亢進し、誤嚥の一因になります。

    108G26のDB解説に上記の事項(唾液の件)を追記しました。
    111H6のDB解説は誤解を減らせるような書き方に改めておきました。
    ☞medu4 SCHOOLの動画視聴ページに本トピックへのお知らせを出しました。

  • 理解しました。
    迅速な回答と対応ありがとうございました。

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  • 問題参照 108G26

    高齢者の栄養管理について正しいのはどれか。
    • a 経管栄養剤の注入は仰臥位で行う。
    • b 口腔ケアは嚥下性肺炎の予防に有用である。
    • c 胃瘻からの経管栄養では誤嚥は起こらない。
    • d 経鼻胃管は胃瘻による経管栄養より不快感が少ない。
    • e 中心静脈栄養は経腸栄養に比較して感染症の合併が少ない。
  • 関連トピック

    なし