いつもお世話になっております。
本問の選択肢dに関して、解説では「唾液は感染性があると考え感染性廃棄物とする。」となっていますが、一般廃棄物に対するものは産業廃棄物であり、そのそれぞれが感染性か非感染性かに分かれる、とあたらしい公衆衛生のchapter9.4で穂澄先生はおっしゃっていました。
つまり、dの一般廃棄物であることを否定する根拠として、感染性の有無を使うのはおかしくないでしょうか?感染性一般廃棄物だってありますよね?
数学的・概念的には、一般←→産業、感染←→非感染、と2×2=4通りの分け方でよいのですが、実務的にはこちらのように3つに分けます。
つまり、今回の選択肢cで示されている「一般廃棄物」とは↑のイラストでいうグレー色の部分に該当します(感染性一般廃棄物を含んでいません!)。
よって解説としては「〜産業廃棄物とする。」としてももちろんよいのですが、それよりももっと具体的に↑のイラストのピンクの部分だよ、つまり「〜感染性廃棄物とする。」とした方がbetterだという認識になります。
http://www.pref.osaka.lg.jp/jigyoshoshido/report/faq_9.html
↑文章の形で確認したい場合、こちらのQ84がわかりやすいかと思います。
なるほど、よく分かりました。
お忙しい中ご解説ありがとうございます!
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標準予防策〈standard precautions〉について正しいのはどれか。