解決済 111H20 05.感染症

廃棄物の分類

いつもお世話になっております。
本問の選択肢dに関して、解説では「唾液は感染性があると考え感染性廃棄物とする。」となっていますが、一般廃棄物に対するものは産業廃棄物であり、そのそれぞれが感染性か非感染性かに分かれる、とあたらしい公衆衛生のchapter9.4で穂澄先生はおっしゃっていました。
つまり、dの一般廃棄物であることを否定する根拠として、感染性の有無を使うのはおかしくないでしょうか?感染性一般廃棄物だってありますよね?

回答2件

  • 数学的・概念的には、一般←→産業、感染←→非感染、と2×2=4通りの分け方でよいのですが、実務的にはこちらのように3つに分けます。

    つまり、今回の選択肢cで示されている「一般廃棄物」とは↑のイラストでいうグレー色の部分に該当します(感染性一般廃棄物を含んでいません!)。
    よって解説としては「〜産業廃棄物とする。」としてももちろんよいのですが、それよりももっと具体的に↑のイラストのピンクの部分だよ、つまり「〜感染性廃棄物とする。」とした方がbetterだという認識になります。

    http://www.pref.osaka.lg.jp/jigyoshoshido/report/faq_9.html
    ↑文章の形で確認したい場合、こちらのQ84がわかりやすいかと思います。

  • なるほど、よく分かりました。
    お忙しい中ご解説ありがとうございます!

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  • 問題参照 111H20

    標準予防策〈standard precautions〉について正しいのはどれか。

    • a 診察時の手指衛生を毎回行う必要はない。
    • b 救急患者の受入時はN95マスクを着用する。
    • c 患者の汗の付着したバスタオルは感染性があるものとして扱う。
    • d 患者の唾液が付着した木製舌圧子は一般廃棄物として処理する。
    • e 患者が嘔吐している場合はプラスチックエプロンを着用して診察する。
  • 関連トピック

    なし