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高尿酸血症と高尿酸尿症の違い

最初にこの問題を解いた時、サイアゾイドは高尿酸血症をきたすので尿酸結石のリスクになるのではと考えました。
しかし、調べるとサイアゾイドは高尿酸血症をきたすが、高尿酸尿症はきたさないのでリスクにはならないとの記述を見つけました。
自分は高尿酸血症があるのならば尿中の尿酸も比例して高くなるのでは?と考えたのですが、違うのでしょうか?

回答3件

  • jro3さん
    自分の中の理解で恐縮ですが
    ①まず、事実として「腎性尿崩症の治療にはサイアザイド系利尿薬が使われる」
    →これは遠位尿細管をサボらせることで近位尿細管を頑張らせることによる
    →近位尿細管が頑張るということは、Fanconi症候群の逆で尿酸の再吸収も増える
    →尿中の尿酸は減る・血中の尿酸は増える
    cf. https://medu4.com/topics/49fa03095c

    ②「サイアザイド系利尿薬はGitelman症候群と同じ(どっちも遠位尿細管のNa-Cl共輸送体がやられる)なので尿中のCaをへらす働きがある」→尿中のCaが減るのでシュウ酸Ca結石ができにくくなる

    みたいに理解しています。ただ、サイアザイド系利尿薬の副作用で高Ca・低Kになるのでまた尿崩症になるのでは? とも思うんですが、こればっかりは覚えるしかないのかなあということで、「」の部分だけ覚えて後は病態をつなぎつなぎして理解しています

    • 論理的で納得いきました!
      ありがとうございます!

  • jiro3さん
    ありがとうございます。
    「この問題」とありますが問題番号が指定されていないので、可能であればトピックと問題の紐付けをしていただけるとありがたいです。

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