呼吸器のテキスト、7.7胸膜中皮腫の臨床像の質問です。
画像Aでは胸水が腹側にうつっています。
私は、胸水は水なので、仰臥位で撮影するCTでは背側にくるのではないかと
疑問に思いました。
腹側にたまっていることについて、自分なりに理由を考えてみました。
胸膜中皮腫が胸膜腔に存在するため、胸膜腔が癒着している。
そこに胸膜上血管の透過性が亢進し、胸水がたまる。
胸膜腔に胸水は存在するが、癒着のために移動は制限されてしまう。
疑問に対する解説、私の考えの正誤等、ご教授いただけますでしょうか?
腫瘍周囲に胸水は貯留しやすいので腹側のみに見えるかもしれませんが、右背側にも胸水は貯留しています。おそらく中皮腫は壁側胸膜全体に播種しているためと思います。
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