解決済 101G13 21.救急

気道確保

選択肢の中では正解はbになるのかもしれませんが、
緊急時の対応としては、気管切開ではなく、外科的気道確保(輪状甲状靭帯穿刺・切開)が正しいと思いますがいかがでしょう?

110I-57でも、ビデオの解説時に気管切開という言葉を用いていますが
気管切開は長期間の気管挿管が必要と考えられる場合に、病棟で行う処置であると認識しています。

回答3件

  • 仰せのとおりです。
    が、さすがに大学教授から選ばれることの多い国試の出題委員が我々一般医療人でも分かるような事実を知らないはずがありません。
    どうしてそのような出題になっているのか、を考えてみるとより理解が深まるはずです。

    • 考えてみたので筋が通っているか御回答頂ければ嬉しいです。
      本問の場合、声帯の浮腫を認めることから、輪状甲状靭帯穿刺・切開を行うと解剖学的な位置関係から声帯を傷つける恐れがあると判断し、気管切開を選択したと考えました。

    • よい考えだと思います。
      また、輪状甲状靭帯穿刺・切開は暫定的な処置ですので、今すぐに窒息しそうな状況ではない(バイタル等より判断可)場合には選ばせたくないとの意図なのかもしれません。

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  • 問題参照 101G13

    18歳の男子。バイク運転中に転倒し、頸部を強打して搬入された。前頸部の痛みと呼吸困難とを訴えている。意識は清明。体温37.5℃。脈拍80/分、整。血圧120/80mmHg。喉頭内視鏡検査で喉頭蓋の浮腫と仮声帯の粘膜腫脹とを認める。声帯は観察できない。まず、静脈路の確保を行った。
    次に行うのはどれか。
    • a 呼吸訓練
    • b 気管切開
    • c 止血薬投与
    • d 高圧酸素療法
    • e 持続陽圧呼吸
  • 関連トピック

    なし