初めてフォーラムを利用します。使用方法に慣れるまで少し時間かかると思いますが御指導の程よろしくお願いします。
先日medu4が他社と共催した講師速報の講師の見解によれば初期対応は脱臼に対する処置で次に骨折の処置と解説がありました。
このような問題は考えて導く事が出来ないと思うので深追いせず、そういうものだと記憶に留めることが妥当かと思っておりますが
いかがでしょうか?
試験場でこの問題を解いた学生です。
講師速報の解説をみると
「骨折と脱臼が見られる.まず整復をし,その後ギプス固定すべき症例である.腓骨のみの骨折であれば手術は不要なことが多い.」
と書かれておりますので、質問者様が言う
「初期対応は脱臼に対する処置で次に骨折の処置」
とは少しニュアンスが異なる様に感じます。骨折の治療が先or脱臼の治療が先ということではなく、とりあえず骨折も脱臼も元通りの位置関係に徒手整復して、そのあとギプスで数週間固定するという意味で講師速報は書かれたのかと思います。
試験場でもaかeかで悩みました。自分が当日考えたそれぞれの根拠は
a;知らないけど「初期対応」ならするかもしれない。が、副木とかなら聞いたことあるけどテーピングだけなら固定力が弱い?どうせ救急搬送先で徒手整復するならテーピングしてたら邪魔になる?救急搬送された後にわざわざ仮固定するのはおかしい?
e;文中に血行動態OKとか神経症状なしとか、骨折以外は大丈夫アピールが強く整復してもいいよというメッセージを感じる。僕自身の実体験として自分が骨折したときは、テーピング等しないでいきなり整復された。
といった根拠の多数決でeを選びました。
長々と偉そうに書きましたが、結局個人の実体験に基づく根拠ですし、正答率も54%なんで別に本番で落としてもしょうがなかったのかな~と思います。(まだ現段階で厚生労働省の公式解答も出ていないので本当の正解は分かりませんが。)
ご回答ありがとうございます。非常に参考になりました。
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20歳の男性。右足関節の変形と疼痛のため救急車で搬入された。会社員で、サッカーのクラブチームに所属している。サッカーの試合中に他の選手と接触して受傷し、歩行困難となったため救急車を要請した。受傷時の足関節の肢位は不明であった。既往歴、生活歴、家族歴に特記すべきことはない。搬入時(受傷2時間後)の意識は清明。体温36.9℃、心拍数100/分、整。血圧124/76mmHg。呼吸数14/分。SpO2 100%(鼻カニューラ1L/分酸素投与下)。右足関節全体に腫脹と圧痛を認める。右足関節周囲に開放創はない。足背動脈は左右差なく触知可能であり、右足趾の自動屈曲伸展運動は可能で、感覚に異常を認めない。右足関節以外に異常を認めない。右足関節単純エックス線写真を別に示す。
初期対応として適切なのはどれか。