食道癌による高度の食道狭窄がある患者に対しての栄養療法についてですが、
まず経管栄養を考慮するにあたって、経鼻経管栄養を選択したいところですが、答えは中心静脈栄養となっています。
狭窄の程度については文章での「高度狭窄」としか言及されていませんが、盲目的に経鼻的にチューブを挿入するのが困難だからという認識でよろしいのでしょうか。
経鼻胃管が駄目なら次に胃瘻を考慮するべきではないでしょうか?(患者さんの希望にもよりますが)
古い問題なので、当時は今ほど経腸栄養が推奨されてなかったのではないでしょうか。
高度狭窄のある患者に駄目元でも経鼻胃管をトライしてみてもいいのかは私も知りたいです。
水分しか通らないくらいの狭窄ならdは通りそうですよね
私も、dに引っかかりました。
本症例では、食道狭窄の原因として食道癌などが挙げられ、今後精査を必要としている状況です。
選択肢dの経鼻経管栄養を行うと、チューブを留置する必要があり、今後の精査の妨げとなるため適さないようです。(参考:QUESTION BANK)
以下は、正しいかわかりませんが、経鼻チューブを挿入する際に食道癌の部位を損傷させてしまうのを回避するためにも、経鼻チューブは適さないのではと考えました。
質問拝見いたしました。
じゅんじゅんさんのおっしゃられることに加え,
食道癌の診断がついていない段階では, ステントの適応はないと考えます。
本症例では, そもそもまだ食道造影を行った段階であり, 切除不能食道癌と診断していないことから,
まずは全身状態の安定化をはかり, その上で診断, ステント留置という流れになるのではないでしょうか。
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