解決済 105E66 22.麻酔

敗血症性ショックにおいてアドレナリンを静脈注射しない理由に関して

いつもお世話になっております。
この設問においては、aのドパミン静注が正解で、dのアドレナリン静注は不正解です。講義内ではドパミンは心収縮力上昇するので輸液との組み合わせで昇圧に関与するという説明がありました。この意味でいうとアドレナリンもβ作用が強いので心収縮力を上昇させるということで用いてもおかしく無いように思いました。もしご存知の方、ご意見のある方がいらっしゃいましたら、アドレナリンが敗血症生ショックに対して用いられない理由に関して教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

回答2件

  • 生きてる人に使うには強すぎるんじゃないですかね。

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  • 問題参照 105E66

    次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
    73歳の男性。腹痛を主訴に来院した。
    現病歴:1週間便が出ていない。2日前に腹痛を自覚したが我慢していた。昨日から尿が出ていない。今朝、家族に伴われて受診した。
    既往歴:60歳から高血圧症で内服治療中。昨年の人間ドックで便潜血反応陽性のため、精査が必要といわれたが、受診しなかった。
    現 症:意識レベルはJCSI-1。身長160cm、体重60kg。体温38.5℃。呼吸数24/分。脈拍112/分、整。血圧72/42mmHg。表情は苦悶様で、腹部全体に痛みを訴えている。心音に異常を認めない。腹部は膨隆し、板状硬であり、反跳痛を認める。腸雑音を聴取しない。皮膚は温かい。
    検査所見:血液所見:赤血球350万、Hb 9.0g/dL、Ht 27%、白血球15,000(好中球83%、好酸球1%、好塩基球1%、単球2%、リンパ球13%)、血小板5.2万。血液生化学所見:血糖90mg/dL、HbA1c 5.0%(基準4.3~5.8)、総蛋白6.0g/dL、アルブミン4.0g/dL、尿素窒素30mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL、尿酸5.0mg/dL、Na 145 mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 100mEq/L。免疫学所見:CRP 10.0mg/dL、CEA 20ng/mL(基準5以下)。
    急性腹症と診断して、開腹手術が予定された。
    術前にまず行う治療として適切なのはどれか。2つ選べ
    • a ドパミン持続静注
    • b 5%ブドウ糖液輸液
    • c 乳酸リンゲル液輸液
    • d アドレナリン持続静注
    • e ニトログリセリン持続静注
  • 関連トピック

    なし