本問について2つ質問があります。
⑴まず選択肢aの解説の「イレウス管はS状結腸までは届かない」とありますが、イレウス管は経鼻のものと経肛門的なものがあり、後者であれば届くと思いました。
(問題文がまず行うもの、なので正当にはならないと思いますが。)
⑵解説では、内視鏡による減圧が有効と記載されておりますが、内視鏡で減圧ができるのであれば、軸捻転のみでなく腸閉塞(イレウス)についても内視鏡が有効であると思いました。しかしながら、依然として、腸閉塞に対する内視鏡は禁忌(不適切?)とされている印象があります。
この違いはなんなのでしょうか。よろしくお願いいたします。
(1) 無難な感じに解説を修正しておきました。
(2) 検査として盲目的にやるのは禁忌であり、確固たる目的のもと治療として行うのはOK、という感じでどうでしょう?
ありがとうございます。
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70歳の男性。激しい腹痛と腹部膨満感とを主訴に救急車で搬入された。以前からParkinson病で内服治療中であった。体温36.8℃。心拍数72/分、整。血圧130/70mmHg。呼吸数16/分。血液所見:赤血球420万、Hb 11.2g/dL、白血球11,000、血小板20万。血液生化学所見:AST 33U/L、ALT 25U/L。CRP 5.8mg/dL。腹部エックス線写真を別に示す。
まず行うべきなのはどれか。