解決済 112D30 08.消化管

内視鏡による減圧

本問について2つ質問があります。
⑴まず選択肢aの解説の「イレウス管はS状結腸までは届かない」とありますが、イレウス管は経鼻のものと経肛門的なものがあり、後者であれば届くと思いました。
(問題文がまず行うもの、なので正当にはならないと思いますが。)

⑵解説では、内視鏡による減圧が有効と記載されておりますが、内視鏡で減圧ができるのであれば、軸捻転のみでなく腸閉塞(イレウス)についても内視鏡が有効であると思いました。しかしながら、依然として、腸閉塞に対する内視鏡は禁忌(不適切?)とされている印象があります。
この違いはなんなのでしょうか。よろしくお願いいたします。

回答3件

  • (1) 無難な感じに解説を修正しておきました。
    (2) 検査として盲目的にやるのは禁忌であり、確固たる目的のもと治療として行うのはOK、という感じでどうでしょう?

    • ご返信ありがとうございます。
      内視鏡は癌による閉塞のcheckや軸捻転を整復することができるものの、一般的には、
      気腹してしまうため、イレウスには用いられないという解釈でどうでしょうか?
      (選択肢のdの減圧というのは捻転を解除することで減圧につながるという解釈です。)

      ご意見よろしくお願いいたします。

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  • 問題参照 112D30

    70歳の男性。激しい腹痛と腹部膨満感とを主訴に救急車で搬入された。以前からParkinson病で内服治療中であった。体温36.8℃。心拍数72/分、整。血圧130/70mmHg。呼吸数16/分。血液所見:赤血球420万、Hb 11.2g/dL、白血球11,000、血小板20万。血液生化学所見:AST 33U/L、ALT 25U/L。CRP 5.8mg/dL。腹部エックス線写真を別に示す。

    まず行うべきなのはどれか。

    • a イレウス管留置
    • b 高圧酸素療法
    • c 緊急開腹手術
    • d 内視鏡治療
    • e 浣腸
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