解決済 102E60 11.産婦人科

分娩の胎位、胎向、胎勢、Leopold触診法について

質問失礼します。①「第2段では左手に不規則な凹凸状の抵抗を触れた」ということで、母体の足側から触った触診者の左手、即ち母体の右側に、胎児の手足を触れたということで、第1胎向の判断になったのだと思います。通常は胎児の背中を触知するはずですが、本問は例外的ということでしょうか。

②上記判断を適応しますと、「胎児心音を最も聴取できる部位は臍と右上前腸骨棘の間」との部分が、106E5 の答えと合致しないように感じるのですが。第1胎向ですと胎児の身体は母体の左側になり、臍と左上前腸骨棘の間になるように思えます。

宜しくお願いします。

回答2件

  • 102E60の例では顔位ですので特殊です。
    テキスト等に載っている顔位のイラストと106E5のイラストを重ね合わせてじっくり考えてみましょう。
    何というか、胸を沿った感じ、というか。心音の聞こえる場所も沿った先になるわけです。
    イラストを書けば一発なのですが、文字だともどかしい。

  • 穂積先生
    早速のご回答ありがとうございます。自身の考えが浅かったようで、御教授頂きました内容を参考に、再度熟考してみたく存じます。今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。敬具

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  • 問題参照 102E60

    28歳の経産婦。妊娠37週時に破水と下腹部痛とを主訴に来院した。Leopold診察法では、第1段で浮動感を認めない大きな塊、第2段では左手に不規則な凹凸状の抵抗を触れた。胎児心音を最も強く聴取できる部位は臍と右上前腸骨棘の中間である。内診で子宮口は6cm開大し、先進部は軟で母体右側に頤部を触れる。
    胎児の胎勢はどれか。
    • a 顔位
    • b 額位
    • c 後頭位
    • d 頭頂位
    • e 前頭位
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