講義の中で、必要なNa+は8g/日のため、NaClが1g=17mEqであることから、17×8=136(mEq)である、と解説がありました。
一方で必要なK+は2.3g/日であり、K+の分子量が39であることから、2300(mg)/39=60(mEq)、この半分となるので、30mEqであるとなっています。
Na+のときはNaClの分子量で計算して、K+のときはK+のみの分子量で計算しているのはなぜでしょうか。
ご教授いただけますと嬉しいです。
「1日の塩分摂取推奨量は6~8g前後」というのは食塩(NaCl)の量で定義されています。
☓ 必要なNa+は8g/日
O 必要なNaClは8g/日
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44歳の男性。消化管検査のため1日絶食が必要になり、末梢静脈から1,500mL/日の輸液を行うことになった。耐糖能異常と電解質異常はない。身長167cm、体重61kg。Na+は成人推奨量を、K+は平均的な経口摂取量の半分程度を入れたい。アミノ酸や脂肪乳剤の投与は行わない。輸液の既製市販品の組成を示す。
輸液の名称 | Na+(mEq/L) | K+(mEq/L) | ブドウ糖(g/dL) |
---|---|---|---|
A液 | 30 | 20 | 20 |
B液 | 84 | 20 | 3.2 |
C液 | 35 | 20 | 4.3 |
1日分の輸液として適切なのはどれか。