解決済 112C36 25.総論的事項

輸液に必要なNa+とK+の計算方法

講義の中で、必要なNa+は8g/日のため、NaClが1g=17mEqであることから、17×8=136(mEq)である、と解説がありました。
一方で必要なK+は2.3g/日であり、K+の分子量が39であることから、2300(mg)/39=60(mEq)、この半分となるので、30mEqであるとなっています。
Na+のときはNaClの分子量で計算して、K+のときはK+のみの分子量で計算しているのはなぜでしょうか。
ご教授いただけますと嬉しいです。

回答2件

  • 「1日の塩分摂取推奨量は6~8g前後」というのは食塩(NaCl)の量で定義されています。
    ☓ 必要なNa+は8g/日
    O 必要なNaClは8g/日

    • お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
      8gというのがNa+ではなく、NaClの量ということで納得がいきました。
      回答ありがとうございました。

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  • 問題参照 112C36

    44歳の男性。消化管検査のため1日絶食が必要になり、末梢静脈から1,500mL/日の輸液を行うことになった。耐糖能異常と電解質異常はない。身長167cm、体重61kg。Na+は成人推奨量を、K+は平均的な経口摂取量の半分程度を入れたい。アミノ酸や脂肪乳剤の投与は行わない。輸液の既製市販品の組成を示す。

    輸液の名称 Na+(mEq/L) K+(mEq/L) ブドウ糖(g/dL)
    A液 30 20 20
    B液 84 20 3.2
    C液 35 20 4.3

    1日分の輸液として適切なのはどれか。

    • a A液1,500mL
    • b B液1,500mL
    • c C液1,500mL
    • d 乳酸リンゲル液1,500mL
    • e 5%ブドウ糖液500mLと生理食塩液1,000mL
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