質問失礼致します。
本問では、若年女性の気胸ということでLAMや月経随伴性気胸の可能性があるため胸部CTを行うのでしょうか?
それとも気胸の診断のためには基本的にX線、CTどちらも必要なのでしょうか?
たんこぶさん
日本のガイドラインが見当たらなかったのでUptoDateを参照したのですが、肺尖部レベルで胸膜と胸壁の距離を測定して、3cm以上であれば吸引ドレナージを行う/3cm未満であれば酸素投与しつつ様子を見るといったアルゴリズムになっていました。X線よりCTの方が細かく計測できそうですし、そういった重症度診断の意味でも行うのではないでしょうか。
https://www.uptodate.com/contents/treatment-of-primary-spontaneous-pneumothorax-in-adults?search=pneumothorax%20management&source=search_result&selectedTitle=2~150&usage_type=default&display_rank=2#H1550645151
たしかにLAMもいわゆるair ball(+)なのでCTとれば画像診断できますね
https://www.yodosha.co.jp/rnote/gazou_qa/9784758116503_2a.html
重症度判定といった意味合いがあるのですね。
大変勉強になりました。
ありがとうございます!!
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20歳の女性。右胸痛を主訴に来院した。昨日夕方、急に右胸痛と呼吸困難を自覚し本日増悪したため受診した。呼吸数22/分。SpO2 95%(room air)。右胸部の呼吸音が対側と比べ減弱している。胸部エックス線写真を別に示す。
次に行うべき検査はどれか。