回答失礼いたします。参考にして頂ければ、幸いです…
上腕二頭筋は、筋皮神経によって支配されています。
この筋皮神経は元をたどれば、腕神経叢より分枝した神経であり主にC5~C6の前枝から構成されるとされています。
ですので、C6が障害されると仮定した場合においては、上腕二頭筋の萎縮といった筋または末梢神経の障害によって引き起こされる現象が認められてもよい、と考えられます。
(腕神経叢の解剖図については、こちらを参照されてください…☞https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/brachial_plexus_injury.html)
一般的な参考書ですと、神経学的高位診断の項目でC5☞三角筋・上腕二頭筋、C6☞大胸筋・腕橈骨筋…のように単純化されていますが…
上記のように解剖学的に考察すれば、障害部位だけでなくその前後の障害も(程度の差はあれ)認められてもよいのだと思います。この考えは、どの文献にも記載されておりませんので、あくまで私個人の考え方ですが…
解剖学を復習する良い問題だと思いました!共有いただき、誠に有難うございました。
ご回答ありがとうございます。
ガチガチにここが障害される!という考え方ではなく、その付近に障害されても矛盾はないという考え方の方がいいですね。
ありがとうございました。
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