解決済 101A10 15.眼科

本問題のテーマの記載について

お世話になっております。

本問解説では、「硝子体出血(もしくは網膜出血)を認める眼底所見と長年の糖尿病既往を示唆する本文より、増殖糖尿病性網膜症と診断でき、出血の凝固と新生血管の予防目的で網膜光凝固を行うためcを正答とする」という趣旨が述べられていると理解しております。

一方で、テーマには「糖尿病による網膜剥離の治療」と記載されております。

ここで、
①本問は、網膜剥離まで認めることができる所見があるのか
②仮に糖尿病性網膜症で牽引性網膜剥離をきたしていると判断できる場合も光凝固術が正答となるのか

以上2点について疑問を感じましたので投稿させていただきました。
お忙しいとは存じますが、どなたかお返事いただけたら幸いです。

回答2件

  • ①眼底出血したら、必然的に網膜剥離になります。
    ②なります。

    100回代前半の古い問題では解説執筆者とテーマ作成者が異なるため、今回のような齟齬がちらほらあります(時間をかけて撲滅予定です)。本問もテーマを修正しておきました。ご報告ありがとうございます。

    • お忙しい中、迅速なお返事をいただきありがとうございました。
      眼底出血と網膜剥離の繋がりが理解することができました。また、網膜剥離の治療は原疾患によるという点も納得が行きました。

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  • 問題参照 101A10

    43歳の男性。右眼の飛蚊症を主訴に来院した。36歳時に糖尿病を指摘され、治療を勧められたが放置していた。右眼の矯正視力は1.0、眼圧は20mmHg。水晶体に軽度の混濁を認める。右眼底写真を別に示す。
    治療として最も適切なのはどれか。
    • a 強膜内陥術
    • b 水晶体摘出術
    • c 網膜光凝固術
    • d 線維柱帯切除術
    • e 抗プラスミン薬投与
  • 関連トピック

    なし