解決済 108E56 11.産婦人科

黄体機能不全と更年期障害の関連について

あたらしい加齢老年学4コマ目練習問題91(108E56)の解説で、月経短縮の原因として「黄体機能不全」がでてきたのですが、「黄体機能不全」自体は産婦人科の講義で解説されていたと思うのですが、
①本講座で扱う問題ということは、加齢や更年期障害によりエストロゲンの低下とは別に「黄体機能不全」がでてくるということでしょうか?更年期障害はエストロゲン低下を背景とした種々の症候と理解していたので月経延長は理解できるのですが、エストロゲン低下の病態のみでは月経短縮が理解できずにいます。
②そもそも更年期障害による月経異常は月経延長だけでなく、月経短縮もみられて矛盾ないのでしょうか?
③講義内では月経短縮の機序として「エストロゲンにより子宮内膜を少し盛り上げた段階でプロゲステロンに拮抗されることで回転が早くなり、月経短縮が起こってもOK」とのように解説されていたのですが、これは「更年期障害」or「黄体機能不全」どの疾患の病態なのでしょうか?
質問が複数となってしまい申し訳ないのですが、回答よろしくお願い致します。

回答2件

  • ①加齢や更年期障害により黄体機能不全が出てまいります。
    ②問題ございません。
    ③いずれも関与する包括的な病態です。

    • 回答ありがどうございます。
      更年期障害はエストロゲン低下による種々の症候と理解しており、黄体機能不全は文字通り黄体の機能低下によりプロゲステロンが低下すると理解しているのですが、更年期障害の定義にはプロゲステロンの低下も含まれるのでしょうか?
      その場合、更年期障害と黄体機能不全の関係がうまく理解できないのですが、更年期障害の症候の一つとして黄体機能不全があるという包含関係なのでしようか?

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 108E56

    46歳の女性。月経周期が短くなったことを主訴に来院した。もともと月経周期は28日型、整であったが、数年前から22~26日に短縮しているという。過多月経はみられない。
    最も考えられるのはどれか。
    • a 黄体機能不全
    • b 高プロラクチン血症
    • c 下垂体前葉機能低下症
    • d 原発性甲状腺機能低下症
    • e 低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
  • 関連トピック

    なし