解決済 107I62 03.血液

DICの血小板輸血

血小板輸血についてです。
この問題を解いていて、bは血栓を作っちゃうから禁忌だなーと思いながらdを選びはしたのですが、講義内解説やchap9.3の網掛け部を見ると対処療法的に行うと書かれており、またchap8.2のTTPでは血栓を作っちゃうから血小板輸血は禁忌との講義内解説&網掛け部の記載になっています。
TTPでも対処療法的に血小板輸血を行うことは無いのでしょうか。

回答2件

  • DICでは血栓傾向であれば血小板輸血は行いませんが、出血傾向の場合は血小板輸血を行うことはあります。
    TTPは血小板があることで血栓を作ってしまうので、対症療法的にも使うことはないと思います。

    • 有難う御座います。簡潔明瞭な解説で、視界がパッと明るくなりました!

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  • 問題参照 107I62

    68歳の女性。発熱と咳嗽とを主訴に来院した。5日前から発熱、咳および喀痰がみられ、昨日から倦怠感が強くなったため受診した。胸部エックス線写真で両側下肺野に浸潤影を認め、急性肺炎と診断された。入院時、意識は清明。身長158cm、体重46kg。体温38.3℃。脈拍88/分、整。血圧108/64mmHg。呼吸数24/分。SpO2 96%(room air)。皮膚と粘膜とに明らかな出血傾向を認めない。両側下肺にcoarse cracklesを聴取する。血液所見:赤血球390万、Hb 11.4g/dL、Ht 37%、白血球18,000(桿状核好中球8%、分葉核好中球80%、リンパ球12%)、血小板6.3万、PT 68%(基準80~120)、APTT 48秒(基準対照32.2)、フィブリノゲン130mg/dL(基準200~400)、血清FDP 60μg/mL(基準10以下)。CRP 21mg/dL。
    抗菌薬の投与とともに行う処置で適切なのはどれか。
    • a 気管挿管
    • b 血小板輸血
    • c 赤血球輸血
    • d 抗DIC療法
    • e G-CSFの投与
  • 関連トピック

    なし