いつもお世話になっております。血液内科Chapter 6のリンパ系疾患の章です。
濾胞性リンパ腫の問題で、111G-50では、白血球が30500(リンパ球88%)と増大している一方で、110A-33の問題では、白血球が5200(リンパ球27%)と正常範囲です。
同じ疾患なのに、白血球の所見に差が出るのは何故なのでしょうか??
ほずみ先生が、講義内で白血球数は裏切る事があるとおっしゃっていたように、問題を解く際には、リンパ球が増加していたら、悪性リンパ腫であるヒントが1つ増えた程度に考えておけばよろしいでしょうか。よろしくお願い致します。
m5の学生のものです。究極mapでの知識ですがWBCで判断するのではなくPLT,
裂孔の有無で判断するようにとおっしゃっていました。
リンパ組織で増殖していたリンパ腫細胞が、白血病のように末梢血にも出てくるようになることを悪性リンパ腫の白血化といいます。白血球の所見の違いは、この白血化が起こっているかによるのだと思います。
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