解決済 109I67 12.小児科

急性脳症

ヘルペス脳炎と突発性発疹に合併する急性脳症は別物と理解しているのですが、合っていますか?

回答4件

  • 単純ヘルペスウイルスとヒトヘルペスウイルスは同じ「科」ではありますが「属」が違います。
    ですので、起因菌という意味では別物ですね。

    • ご返信ありがとうございます。
      ヘルペス脳炎はHSV-1によって起き、急性脳症はHHV-6,7によって起きると理解しています。両者とも側脳室内側に病変が存在するのでしょうか?だとするならば、ほぼ同じものと考えてよいのでしょうか?

  • 脳炎と脳症との違いは難しいところですよね。
    一般的には、ウイルスが直接脳内に浸潤して炎症を起こすものを脳炎と呼び、脳内にウイルスが検出されず、免疫の過剰反応による症候を脳症と呼んでいます。
    症状は似ていますが脳症のほうが重症となる場合が多いです!

  • ありがとうございます。すっきりしました!

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  • 問題参照 109I67

    7か月の乳児。発熱のため母親に連れられて来院した。2日前の昼過ぎから発熱があり就寝前の体温は39.0℃であった。昨日も38.9℃の発熱があったが他に目立った症状はなかった。食欲は良好で、普段より軟らかい便が2回あった。元気に泣いている。体重6.5kg。体温39.1℃。脈拍148/分、整。SpO2 99%(room air)。眼球結膜に充血を認めない。口蓋垂近くの軟口蓋に紅斑を認める。口蓋扁桃に腫脹や白苔を認めない。頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。皮疹を認めない。尿所見に異常を認めない。血液所見:赤血球466万、Hb 12.9g/dL、Ht 42%、白血球3,500、血小板18万。CRP 0.5mg/dL。特に加療することなく経過観察としたところ、受診翌日の体温は36.6℃で腹部に皮疹が出現した。
    この患児で注意すべき合併症はどれか。
    • a 難聴
    • b 急性脳症
    • c 急性小脳失調症
    • d 亜急性硬化性全脳炎
    • e 免疫性血小板減少性紫斑病
  • 関連トピック

    なし