解決済 113C62 07.循環器

抗凝固薬と抗血小板薬の違い

あたらしい内科シリーズ血液にまとめの表が載っていますが、抗凝固薬と抗血小板薬の使い分けが私の中で曖昧だったのでまとめました。せっかくなのでシェアします。
怪しい箇所があれば、皆さん追記をお願いいたします。

抗凝固薬は、血流のうっ滞や、血液の性状の変化(過粘稠度増加)によるフィブリン血栓の形成を予防する。(二次止血の阻害) ex心房細動
抗血小板薬は、血管内皮細胞阻害による血小板の凝集を抑え、血小板血栓の形成を予防する。(一次止血の阻害) ex心筋梗塞

参考:
ウィルヒョウの三要素
1血管内皮細胞の障害 一次止血
2血流のうっ滞 二次止血
3血液性状の変化(凝固因子の増加・粘稠度増加・繊維素溶解活性低下) 二次止血

回答2件

  • ありがとうございます! 血流のうっ滞→抗凝固 血管内皮障害→抗血小板薬でわけると考えやすいですね

  • 丁度ここで躓いていたのでとても参考になりました。ありがとうございます。

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  • 問題参照 113C62

    冠動脈ステント留置術が行われた。

    これまでの内服に加えて、追加投与が必要な薬剤はどれか。2つ選べ

    • a スタチン
    • b 抗凝固薬
    • c 経口強心薬
    • d 抗血小板薬
    • e 尿酸降下薬
  • 関連トピック

    なし