解決済 113F44 18.精神科

神経性食思不振症の肝障害

神経性食思不振症: ANで問題文の最後にわざわざAST/ALTについて書いてあるのが気になって調べてみました。
・ANの12-41%で発生。
・若年、低BMI、男性がリスク因子
・低血糖が重症肝不全のマーカーになる。60mg/dl以下の低血糖だとOdds比:3.1
・徐々に栄養投与することで改善
・Refeeding症候群でも肝障害が起こることがあるが、栄養療法をゆっくりにすると改善
参考:http://hospi.sakura.ne.jp/wp/wp-content/themes/generalist/img/medical/jhn-cq-tsukuba-170116.pdf

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  • 問題参照 113F44

    22歳の女性。摂食障害と筋力低下のため救急車で搬入された。18歳で失恋を契機に食事制限を開始し、摂食量および体重の減少が止まらなくなり、自宅近くの精神科に通院中であった。筋力低下のため自宅で身動きがとれなくなり、救急車を要請した。月経は3年前から停止している。意識は清明。身長152cm、体重26kg。体温35.1℃。心拍数48/分、整。血圧80/52mmHg。前腕にうぶ毛の増生を認める。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体+。血液所見:赤血球408万、Hb 11.0g/dL、Ht 38%、白血球3,300、血小板8万。血液生化学所見:AST 28U/L、ALT 16U/L、尿素窒素12mg/dL、クレアチニン0.6mg/dL、Na 135mEq/L、K 3.0mEq/L、Cl 94mEq/L、血糖45mg/dL、HbA1c 4.4%(基準4.6~6.2)、TSH 2.8μU/mL(基準0.5~5.0)、FT3 1.8pg/mL(基準2.3~4.3)、FT4 0.9ng/dL(基準0.9~1.7)。経静脈的にブドウ糖を含む輸液を開始したところ、入院2日目から呼吸困難、意識障害(JCS II-20)及び全身の浮腫が出現し、血液所見はAST 539U/L、ALT 654U/Lであった。

    対応として適切でないのはどれか。

    • a リンを投与する。
    • b 心電図を施行する。
    • c 微量元素を測定する。
    • d ビタミンB$_1$を投与する。
    • e 甲状腺ホルモンを投与する。
  • 関連トピック

    なし