※アプリ経由でいただいた質問です。
カリウムとカルシウムの値から腎性の尿崩症をおそらくという形で除外されておりました。
学習していた上では、中枢性尿崩症と腎性尿崩症ではいずれもADHの作用による腎集合管の機能が適切に働かないために、いずれも血清Naが増加するなど、血中の電解質の値は2つの尿崩症間で差はないのかなと理解しておりました。
そのためカリウムとカルシウムの値が正常範囲内という所からなぜ腎性の可能性が低いと判断できたのか、申し訳ありませんが私の知識不足のため理解することが出来ませんでした。
お手数をお掛けしますが、解説頂けると幸いです。
ご理解の通り、本文の記載だけから絶対に腎性尿崩症が切れる、ということはございません。
しかしながら、aとbが正解であるという事実に照らして考えるに、究極的にどちらが出題者の意図なのか、と申しますと講義内で解説したとおりになります。
※テキスト2.5、腎性尿崩症の原因に高Ca低Kがある、という事実もご確認くださいませ。
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