いつもお世話になっております。本問題は急性心膜炎の患者さんなのですが、打診で左下胸部に濁音を認め、同部位に肺胞呼吸音の減弱を認めるとあります。このことから胸水を合併しているとわかるのですが、どうして急性心膜炎に胸水を合併するのですか?自分の考えとしては急性心膜炎を合併していることで右心不全的な状態が生じているのではないかと思うのですがいかがでしょうか?
心膜炎≒心外膜の炎症なので、心外膜の接している胸膜にも炎症が波及したと考えるのがよいかと思います。
なるほど、そのように理解しておきます
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28歳の女性。発熱と左前胸部痛を主訴に来院した。5日前から咽頭痛と37.5℃前後の発熱があったが、市販の感冒薬で様子をみていた。昨日から左前胸部の持続性の痛みが生じ、その痛みは深呼吸で増悪するという。既往歴、家族歴に特記すべきことはない。体温37.5℃。脈拍100/分、整。血圧112/60mmHg。呼吸数20/分。SpO2 97%(room air)。心音では心膜摩擦音を聴取する。打診で左下胸部に濁音を認め、同部位で肺胞呼吸音の減弱を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
現時点で行うべきなのはどれか。3つ選べ。