解決済 111B57 13.加齢老年学

急性化膿性脊椎炎で腱反射

発熱と腰痛から急性化膿性脊椎炎を疑って、腱反射を調べるというのはダメなのでしょうか?
整形外科実習で発熱と神経症状あったら考えろって言われたような記憶があったのですが。(神経症状じゃなくてもうちょい具体的な何かだったような気がしなくもないですが。。。)

回答2件

  • 神経症状があったら神経疾患を疑いますが、神経症状があるような記述もないですし、ここでは炎症性疾患・感染症の鑑別を行うことが最優先です。

  • 化膿性脊椎炎だとヤバいので発熱と腰痛から疑えるのはとてもいいことだと思いますし、疑ったら問診・診察する価値はあると思いますが、疾患の頻度や患者さんの主訴や既往、現時点での所見からは「積極的には」疑わないですよね。
    現時点では神経症状の訴えないし…

    もちろん問診したり診察して初めて神経症状の有無を判断できるわけですが、前述の理由から今回は鑑別に挙げる必要はあるけどむしろ除外すべき疾患の扱いかと思います。
    つまり、化膿性脊椎炎の可能性を下げるために所見がないことを確認する、というスタンスです。

    問題文は「有用な所見が得られる可能性が高い」診察を問うているので、他の選択肢と比較すると正答にはなりにくそうですね。

    実臨床ではまずは鑑別疾患を出来るだけ多く挙げるのが大事ですし、重症度や緊急度の点からも化膿性脊椎炎挙げられるというのはむしろ素晴らしいんじゃないですかね。

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  • 問題参照 111B57

    この患者の病態を検討するのに、有用な所見が得られる可能性が高い身体診察はどれか。3つ選べ

    • a 脊椎の叩打痛
    • b 甲状腺の触診
    • c 四肢の腱反射
    • d 副鼻腔の叩打痛
    • e 腋窩リンパ節の触診
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