受付中 115C52 24.公衆衛生

オピオイドと下肢浮腫・腹水の関連

※アプリ経由でいただいた質問です。
 
 この症例ではオピオイドの副作用によって麻痺性イレウスが起き、悪心が生じたためオピオイドスイッチングで対応するということは理解できたのですが、疑問に思った点が2点あります。
 
 一つは、オピオイドを開始してから下肢浮腫が現れていますが、これはなぜなのでしょうか。オピオイドを開始したことと関係があるのでしょうか。

 もう一つは、画像で腹水が見られますが、これはオピオイドを始める以前からあったものと考えるべきでしょうか、それともこれもオピオイドによるものなのでしょうか。また、一般的に、この量の腹水が腹部膨満感や悪心などの症状を引き起こすことはあるのでしょうか。
 
 ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

回答1件

  • オピオイドスイッチングする理由は、副作用の強さもありますが、使っているオピオイドの効果が低下していることも理由の一つです!
    なので強オピオイド同士(効果が低下してるから同じ強さの痛み止め)でスイッチングします!つまりリン酸コデインなどではダメということです。

    腹水も下腿浮腫も悪性腫瘍に対しての薬物治療をやめたからだと考えました!

    リンパ腫ですし、もしかしたら非圧痕性浮腫かもしれませんね!

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  • 問題参照 115C52

    72歳の女性。悪心を主訴に来院した。3年前に後腹膜の径10cmの腫瘤を開腹生検して濾胞性リンパ腫と診断された。癌薬物療法を受けて寛解を得たがその1年後に腫瘍の急速な再増大を認め、再発と診断された。薬物療法を受け、腫瘍は縮小したが消失はしなかった。薬物療法の中止を希望し在宅療養中であった。2か月前から腰痛が出現しNSAIDを内服したが増悪するため、悪心に対する対策を行った上でオピオイドの内服をはじめ腰痛は消失した。1か月前から下肢浮腫が出現し、1週前から腹部膨満感、腹痛とともに食欲不振が出現したという。昨晩から悪心も出現したため受診した。意識は清明であるが顔面は苦悶様である。身長156cm、体重41kg。体温37.5℃。脈拍96/分、整。血圧108/68mmHg。眼瞼結膜は貧血様である。両鼠径に2〜5cmの腫大したリンパ節を多数触知する。腹部は著明に膨隆して腸蠕動音は減弱している。両側下肢に浮腫を認める。血液所見:赤血球345万、Hb 9.2g/dL、Ht 28%、白血球9,000、血小板9.5万。血液生化学所見:総蛋白5.2g/dL、アルブミン2.7g/dL、総ビリルビン0.6mg/dL、AST 24U/L、ALT 13U/L、LD 1,120U/L(基準120〜245)、尿素窒素28mg/dL、クレアチニン1.7mg/dL、尿酸10.2mg/dL。腹部単純CTを別に示す。

    最も適切な対応はどれか。

    • a 腹水穿刺
    • b 降圧薬投与
    • c 開腹腫瘍切除術
    • d アルブミン製剤投与
    • e オピオイドスイッチング〈オピオイドローテーション〉
  • 関連トピック

    なし