IPMNの質的診断の検査方法を問う問題です。
選択肢e:約半数の受験生がeを選択して撃沈した。確かにERCPでVater乳頭の開大や粘液の確認をすることで診断にはつながりやすい。が、あえて「質的診断」と断っているからにはERCPでは役不足。
とありますが、役不足ということは、ERCPを行うのは「やりすぎ」という解釈になるように思えます。
ERCPでは質的診断を果たすほど正確性はない、という意味であれば、力不足が適切ではないでしょうか。
また、そもそも質的診断を目的とした検査でないということであれば、別の表現になると思います。
そこまで深堀すべき設問ではないと思いますが、日本語の意味でつい気になってしまったので投稿させていただきました。
ありがとうございます。
修正しました。
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65歳の男性。人間ドックの腹部超音波検査で異常を指摘されたため受診した。腹部は平坦、軟で、自発痛と圧痛とを認めない。血液所見:赤血球480万、Hb 15.8g/dL、Ht 46%、白血球6,800、血小板24万。血液生化学所見:アルブミン4.3g/dL、AST 32U/L、ALT 40U/L、LD 180U/L(基準176〜353)、ALP 212U/L(基準115〜359)、γ-GTP 40U/L(基準 8 〜50)、アミラーゼ73U/L(基準37〜160)、CEA 3.2ng/mL(基準5.0以下)、CA19-9 14U/mL(基準37以下)。CRP 0.2mg/dL。腹部造影CT(A)とMRCP (B)とを別に示す。
病変の質的診断を行うため次に行うべき検査はどれか。