DAIでは、ご指摘の通り、人格・性格変化による行動障害(暴言,暴力,易怒性,感情易変,幼稚,自発性の低下)などを示しやすいそうです。
調べたところによると、、、
・Minnesota多面人格検査〈MMPI〉では、「臨床尺度:心気症、抑うつ、ヒステリー、精神病質的偏倚、男子性、女子性、など10尺度」「追加尺度:不安、抑圧、顕在性不安、自我強度、腰痛、頭頂葉・前頭葉損傷、依存性、社会的責任、など16尺度」のように抑うつ尺度、パラノイア尺度、統合失調症尺度が分かるそうです。
・Wechsler成人知能検査〈WAIS-III〉では神経心理テストの一つで「言語理解」、「知覚統合」、「作動記憶」、「処理速度」などの様々な知的能力が分かるそうです。
また、神経心理テストとは、言語、認知、行為主に紙や各種道具、コンピュータなどを用いて、うつ病や統合失調症といった精神疾患や自閉症スペクトラム障害、脳の損傷や認知症などにみられる知能・記憶・言語などの機能障害を数値化し、定量的・客観的に評価するための検査でもあるようです。
そのため、DAIでは、Wechsler成人知能検査〈WAIS-III〉を用いるのではないでしょうか。
また、参考文献としてURLも載せておきます。https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrmc/53/4/53_292/_pdf
ここでは、DAIの回復期でのWAIS-IIIの重要性が述べられています。
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