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覚醒剤の離脱症状について

精神科p19に覚醒剤の離脱症状があります。
自分の理解では身体依存のない薬物では離脱症状はないとの認識だったので、この点について詳しく教えていただきたいと思いました。
よろしくお願いします。

回答5件

  • 覚せい剤にも離脱症状〈禁断症状〉は存在いたします。
    離脱症状の内容につきましてはテキストや講義を参照ください。

    • medu4@conciergeさま
      お返事ありがとうございます。質問内容をもう少し詳しく書きますので、よろしくお願いします。

      『身体依存とは突然の薬物中止、急速な投与量減少、血中濃度低下、および拮抗薬投与によりその薬物に特有な離脱症候群が生じることにより明らかにされる、身体の薬物に対する生理的順応状態である。』(がん疼痛の薬物に関するガイドライン https://www.jspm.ne.jp/guidelines/pain/2010/chapter02/02_04_01_13.php)
      とありますので、「離脱症状が生じる薬物=身体依存を形成する」、と理解しておりました。
      しかし、medu4精神科p19には覚せい剤には身体依存を形成せず、離脱症状があると記載されており、講義でもそのように解説されていました。
      覚せい剤で離脱症状が存在するならば、身体依存を形成するのではないでしょうか。

      お返事お待ちしております。

  • ご指摘のページを拝見いたしました。
    「薬物を中止した時に離脱症候がみられれば身体依存が形成されていることを示す」
    つまり、「離脱症状が生じる薬物=身体依存を形成する」と理解するのは必ずしも正しくないのかもしれません。
    また、上記ページは日本緩和医療学会によるものですので、覚醒剤中毒はそもそも想定されていない可能性も高いです。

  • こんにちは。
    身体依存とは、一般的には離脱症候を示すもの と同義ではないでしょうか?

    厚生労働省①
    https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/06/dl/s0604-7d_0001.pdf
    厚生労働省②
    https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/reference/pdf/soudanManual.pdf
    薬物乱用防止教育
    http://www.hokenkai.or.jp/3/3-3/3-312/3-312-1.html

    上記のページでも、身体依存とは離脱症候をきたすものとされており、覚せい剤は身体依存は来さないとされています。
    また、覚せい剤の中止による症状は、離脱症候ではなく、反跳現象と位置付けられています。

    Medu4様側として、覚せい剤には離脱症候があるものの、身体依存は来さないと判断された根拠(文献等)がありましたら、お示し頂けると、大変嬉しく思います。

  • 107A20-eが正解肢となっております。
    私共の目的は、医学部生に国家試験を最短コースで乗り切っていただく、ということです。
    ゆえに「覚醒剤には離脱症状がない」とおぼえていると、本問の選択肢eはバツとなってしまい、得点できないこととなります。
    そのため、テキストや講義内容、本フォーラムでも回答基準を医師国家試験に準拠して統一させていただいております。
     
    しかしながらご存知のように、医師国家試験でも不適切問題はございますし、改変問題が出題された際に解答などが変更となった前例はいくつかございます。
    この点につき、どこまで将来を予測して対策するかは受験生各人の判断によるところかと思われます。

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