2019あたらしい血液講義4 30:00前後 テキストp49
問題を解く上では必要の無い議論になります。
講義にて、『寒冷凝集反応が陰性基準値以下で、冷式を除外』と仰っておりますが、
テキストp48では、冷式のうち『CAD では文字通り、寒冷凝集素が上昇する』とあります。
そのため、寒冷凝集反応が陰性基準値以下であれば、冷式のうち発作性寒冷ヘモ グロビン尿症〈PCH〉の可能性も残されると思うのですが、
もし仮に別の問題で、Coomb試験陽性かつ寒冷凝集反応が陰性との記載があった場合は、温式と冷式のうち発作性寒冷ヘモ グロビン尿症〈PCH〉を検討するという理解で宜しいでしょうか。
PCHはまれで、かつ小児の感染後に多いため、本症例では否定的です。
詳細は今月末に発売される『114回Update』で解説しています。
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