解決済 105I37 10.神経

nidusと海綿静脈洞との鑑別

画像の塊状の造影に対し、海綿静脈洞も鑑別に考えたのですが、そうすると選択肢が2つしか選べず消去法的にnidusと考えたのですが
流出動脈とされている血管は、CCFの臨床像にも採用されている112A31における眼静脈とも捉えられ、悩んでしまいました。
とりわけ、脳動静脈奇形では臨床像にも採用されている111E44のように流入動脈もはっきりと見られるだろうなと思いながら、本問ではハッキリと拡張した流入動脈が見られませんでしたので。
本問の画像において、nidusと海綿静脈洞の鑑別点は、見た目のボコボコ感?以外にヒントはありますでしょうか。

回答4件

  • 解剖学的な位置が全然違います。
    海綿静脈洞は眼球と同じ高さくらいにあります。

    • おっしゃる通りなのですが、105I37の問題において解剖学的な位置の把握はどのようにしたら良いでしょうか。

  • はじめ先生
    内頚動脈がZ字型にくねっている部分(サイフォン部)が海綿静脈洞レベルです。
    この問題と曲がりの角度が若干違いますが、大まかなランドマークとしてご参照ください。MCAとか分岐が出てくるよりもっと中枢側です
    https://slidesplayer.net/slide/14818494/

    • 成る程です。
      画像中央から、多くの血管が枝分かれしているため、中央が中枢だろうと。
      そして、画像中央やや左下の部分が、z字にくねっていることから、ここが内頸動脈であろうということですね!
      画像の読影のヒントが得られ、大変感謝致します。

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  • 問題参照 105I37

    脳血管造影写真側面像を別に示す。
    この疾患の初発症状として多くみられるのはどれか。3つ選べ
    • a 頭痛
    • b 振戦
    • c 片麻痺
    • d 結膜充血
    • e けいれん
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