解決済 105G24 01.腎

急速進行性糸球体腎炎の原因疾患の鑑別

本問では、急速進行性糸球体腎炎(RPGN)の病歴として選択肢eが正解となっています。
一方で、RPGNの原因としてSLEもあり、選択肢cと迷ってしまいました。
これは、発熱、関節痛、顔面の紅斑および浮腫が出現したという症候からだけでは、RPGNには至っていないと判断できるということでしょうか?

回答2件

  • 急速進行性糸球体腎炎の言葉の定義として
    「数週間から数ヶ月の経過で腎不全が進行する」というものがあります。
    実際には原因としてSLEも考えられるため鑑別にあがりますが、定義上、cの選択肢は経過についての情報が欠けているため誤りとなるのだと思います。

  • ご回答ありがとうございます。
    確かに定義に基づくなら、選択肢eには数ヶ月で進行したとの記載があり合致していますね。
    とてもスッキリしました。

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  • 問題参照 105G24

    腎生検PAM染色標本を別に示す。
    患者の病歴として最も合致するのはどれか。
    • a 扁桃炎罹患2週後に乏尿となった男児
    • b 全身浮腫が数日の経過で出現した20歳台の男性
    • c 発熱、関節痛、顔面の紅斑および浮腫が出現した20歳台の女性
    • d 糖尿病腎症の治療中に浮腫が出現し増悪した60歳台の女性
    • e 浮腫と腎機能低下とが数か月で進行した70歳台の男性
  • 関連トピック

    なし