解決済 111B17 02.内分泌代謝

原発性アルドステロン症の治療

本問では原発性アルドステロン症が腹腔鏡手術の適応となっていますが、副腎は後腹膜臓器なので腹腔鏡では摘出できないのではないかと考えました。
なぜ腹腔鏡で摘出できるのかがわからず、質問させていただきました。よろしくお願いします。

回答2件

  • 腹腔鏡で腹腔から後腹膜臓器にアプローチする手法と、側臥位でそのまま後腹膜にアプローチする手法とあるみたいですね。(リンク参照)
    AAAも腹部からアプローチしてオペをするので、後腹膜臓器だとしても腹腔側からオペしていくことも多いのかもしれないですね。
    http://www.uro.med.tohoku.ac.jp/patient_info/ic/ag_c_01.html
    http://www.uro.jp/okayama/torikumi/pdf/torikumi04_01.pdf

    • 上の”ゆきやま”さんと同リンクになりますが、このファイルのp23以降に標準的な手順が載っています。
      http://www.uro.jp/okayama/torikumi/pdf/torikumi04_01.pdf
      自分の大学では、「後腹膜腔はスペースが狭いため、腹腔鏡手術の良い適応である」と教わりました。
      原発性アルドステロン症のみでなく、褐色細胞腫の手術などでも腹腔鏡を用いるのが標準的みたいですね。

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  • 問題参照 111B17

    腹腔鏡手術の適応となるのはどれか。

    • a 尿管結石症
    • b 後腹膜線維症
    • c 腎動脈狭窄症
    • d 前立腺肥大症
    • e 原発性アルドステロン症
  • 関連トピック

    なし