解決済 100D17 08.消化管

腹膜炎を伴う消化管穿孔での抗菌薬の適応

選択肢dに関する質問です。
100D17の選択肢dの解説では
d 穿孔により腹膜炎を合併した場合には併用するが、根本治療は手術である。
と記載されています。
一方で、2019あたらしい内科外科⑧消化管においては授業の中で穂澄先生が
腹部全体が板状硬化を呈していることから腹膜炎をきたしていると説明されております。
よって、根治的治療としてはeの手術ですが、この症例では抗菌薬も併用するという認識でよろしいでしょうか。
少し気になりましたので質問させていただきました。

回答2件

  • >よって、根治的治療としてはeの手術ですが、この症例では抗菌薬も併用するという認識でよろしいでしょうか。

    ↑はい、そのとおりです。今回は「最も適切」と聞かれているので、opeに軍配です。

    • 分かりました。ありがとうございました。

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  • 問題参照 100D17

    53歳の男性。朝食直後に上腹部の激痛が突然出現したため救急車で搬入された。1週前から右上腹部不快感が空腹時に出現し、食事によって軽減していた。体温38.5℃。脈拍104/分、整。血圧110/60mmHg。腸雑音は消失し、腹部全体が板状硬化を呈していた。血液所見:赤血球520万、Hb 15.1g/dL、白血球14,300、血小板46万。胸部エックス線写真を別に示す。
    この患者の処置で最も適切なのはどれか。
    • a H2受容体拮抗薬静注
    • b 塩酸モルヒネ筋注
    • c 抗コリン薬静注
    • d 抗菌薬静注
    • e 緊急手術
  • 関連トピック

    なし