問題は102e69のもんだいです。
選択肢cの腹部血管造影ができない理由についてお聞きしたいと思います。
アルコール性肝硬変でも肝癌は考えておかないといけないかなぁと考えました。他の選択肢に比べて優先度は落ちるかなとも思いますが、なにかアドバイスをいただけないでしょうか?
ctなどで疑ってから、病変あれば造影をするという流れな気がして来ましたががいかがでしょうか?
問題参照 102E69
画像検査で重要なのはどれか。2つ選べ。
a 心エコー検査
b 頭部単純MRI
c 腹部血管造影
d 上部消化管造影
e 脳血流シンチグラフィ
おっしゃる通り優先は命に直接的に関わるので心エコーと頭部の評価です。
で、その後状態がおちついたと仮定して、肝癌の検査のために血管造影検査を行うかというと、答えはNOです。
血管造影検査はご存知の通り血管からカテーテルを挿入していくもので、かなり侵襲が加わる検査です。検索目的では行いません。あたらしい内科外科にも書いてある通り肝癌の診断はCTで可能です。「疑う」ではなく、「確定」し、適応病変であれば治療目的で血管造影を行うことになるかと思います。
お答えになっていれば幸いです。国試頑張ってください!
ご丁寧にありがとうございます。
検査ではなく治療目的でですね。
しっかり頭に入れさせてもらいます。
頭の整理としてかかせてもらいます。
肝癌ないかなぁと思ったとしてやるのはctで病変がないか確認する。
c.が造影ctのことだとすると肝病変の鑑別に用いることはあるけどもsolの確認程度でで用いることはない
そもそも血管造影は出血部位の確認や血管そのものの変化などに使うイメージなので用途が全然違う
という理解でいかがでしょうか?
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