解決済 104I39 12.小児科

クレチン症を含む甲状腺機能異常と糖代謝の関係について

選択肢d にて甲状腺機能異常は糖代謝には関与しないと記載されていますが、以下フォーラムで取り扱われている問題 (97G86)では バセドウ病が耐糖能異常の原因 となり得るとなっており、齟齬があるように思えます。相違を教えて頂けませんでしょうか。宜しくお願い致します。
https://medu4.com/topics/ba260702e8

回答3件

  • 前提として、甲状腺ホルモンには血糖を上昇させる作用があります。
    したがって「Basedow病などで甲状腺ホルモン過多→高血糖」はご理解いただけるかと思います。
    ただ「クレチン症などで甲状腺ホルモン過少→低血糖」とはなりません。
    なぜなら、血糖を上昇させる仕組み(経路)は複数あり、それらが代償機構として働くことになるからです。
    甲状腺ホルモン以外にも、グルカゴンや成長ホルモンなどが上げられます。
    という解釈です、僕は。

  • daiP様
    お返事ありがとうございます。なるほど、代償機構があるのですね。ホルモンに関してはフィードバックが起こるのが常なので、混乱してしまうことが多くて…
    多くの質問にコメント頂いているようで、また勉強になるものばかりで感謝致しております。

  • どういたしまして!
    僕もまた学生なので正確にご回答できてるか自信はありませんが 笑
    ご質問いただいているような事柄も、実は大事なことが多く、ご回答することが自分の学習の助けになってます!
    いつもありがとうございます。

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  • 問題参照 104I39

    新生児期のクレチン症にみられるのはどれか。2つ選べ
    • a 便秘
    • b 低身長
    • c 低体温
    • d 低血糖
    • e 代謝性アシドーシス
  • 関連トピック

    なし