解決済 112D75 11.産婦人科

双胎間輸血症候群〈TTTS〉の貧血⇔胎児水腫

Medu4 2016年度版のテキストを使っている者です。
TTTSにおいて受血児は胎児水腫をきたし、反対に供血児は羊水や循環血液量が減り貧血になるとなっています。
また一方で胎児水腫の原因として、貧血によるものがあるとも記載されています。

ここでいつも混乱してしまうのですが、TTTSの供血児は貧血→胎児水腫とはならないのでしょうか。
単純明快な考え方、覚え方ありましたらどなたかご教授お願いします。

回答2件

  • 供血児で胎児水腫となることもありますが頻度は少ないそうです。2018年度版では講義内でコメントされていますが、以前のものと若干の変更があったのですかね。TTTSのコマを確認してみるといいかもしれません。
    胎児水腫は水がたまる病態ですから、血をもらって水が多い方が胎児水腫と覚えておけばよいでしょう。
    実際にはTTTS供血児以外にもFMTなど胎児の血液が少なくなる場合にも胎児水腫となるようですので、一概には言えないということはご理解ください。

  • よこ0000さん

    いつもお返事ありがとうございます!
    勉強になります!

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  • 問題参照 112D75

    28歳の初妊婦。妊娠24週に急激な腹囲の増大と体重増加とを主訴に来院した。妊娠初期の超音波検査で1絨毛膜2羊膜性双胎と診断されている。来院時、子宮頸管長は40mmであった。超音波検査で両児間の推定体重に差を認めない。第1児の最大羊水深度を計測した超音波像(A)と両児間の隔壁を示す超音波像(B、矢印は隔壁)とを別に示す。

    この第1児について正しいのはどれか。3つ選べ。

    • a 貧血である。
    • b 羊水過多がある。
    • c 第2児との間に血管吻合がある。
    • d 第2児と比較して胎児水腫になりやすい。
    • e 第2児と比較して胎児発育不全になりやすい。
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