解決済 100A53 02.内分泌代謝

骨粗鬆症の数値

骨粗鬆症ではALPが正常値ということでしたが、骨折が起きた場合もALP上昇は認められないのでしょうか?

回答4件

  • 講義内でも解説していると思いますが、骨粗鬆症で電解質不変なのは、閉経後のような長期的な変化によるときのみです。背景疾患によっては電解質が動くことは十分にありえます。

    • では、100A53でALPが上がっていないのは、骨粗鬆症が長期的な経過であることと、骨折が最近のものではないからということでしょうか?
      椎体骨折ではなく橈骨遠位端骨折など、急性期の骨折で来院していたとすれば、ALP上昇はあると考えられるでしょうか?

    • その理解でOKです。

    • ありがとうございます!
      よくわかりました!

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  • 問題参照 100A53

    64歳の女性。腰背部痛を主訴に来院した。10年前から体動時に腰背部痛があり、徐々に増悪してきた。若いころより身長が5cm低くなっている。10年前に胃癌で胃亜全摘術を受けた。運動はあまりしていない。喫煙20本/日を40年間。身長148cm、体重52kg。血圧180/110mmHg。血清生化学所見:総蛋白7.0g/dL、アルブミン5.1g/dL、尿素窒素12mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、総コレステロール240mg/dL、トリグリセリド220mg/dL、AST 40U/L、ALT 46U/L、LD 220U/L(基準176~353)、ALP 202U/L(基準260以下)、Ca 9.4mg/dL、P 3.2mg/dL。胸椎エックス線単純写真で後弯と圧迫骨折とを認める。
    この患者の骨病変のリスク要因はどれか。2つ選べ
    • a 喫煙
    • b 脂肪肝
    • c 高血圧
    • d 運動不足
    • e 高脂血症
  • 関連トピック

    なし