解決済 111I58 04.免疫

関節リウマチ治療と挙児希望について

挙児希望がある場合、どう治療していくのが良いのでしょうか?

この問題では挙児希望がなく、再燃するような疾患がないことを前提にメトトレキサートを投与する流れでした。
が、もし挙児希望がある場合はそれでもメトトレキサートを使い病態が安定次第妊娠OKとするのか、妊婦に影響のないと思われるインフリキシマブやアダリムマブなどを用いて治療していくのか自分ではわからないので質問させて頂きました。分かる方いらっしゃればよろしくおねがいします。

回答2件

  • インフリキシマブやアダリムマブも基本的にMTXとの併用でないと二次無効が起こるので、関節リウマチに対して単剤で行くとは思えません。
    トシリズマブやアバタセプトはMTXを併用せずに使えます。
    あとはタクロリムスと生物学的製剤を併用する形でしょうか。
    何れにしても、複数の選択肢がありうるので、どの薬剤を選択するかは関節リウマチの病勢、合併症の有無、臓器予備能など様々な因子で変わるので、個々の症例に対する詳細な議論は専門医レベルになってしまうと思います。

    • ちぷそんさんありがとうございました!勉強になります!

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  • 問題参照 111I58

    25歳の女性。関節痛を主訴に来院した。1年前から両側の手関節と中手指節関節の腫脹と疼痛とを自覚するようになった。市販の消炎鎮痛薬と貼付剤とで様子をみていたが、3か月前から関節痛が増悪し、1か月前からは家事をすることが困難となったため受診した。挙児希望はない。両側手関節および両側示指と中指の中手指節関節に腫脹と圧痛とを認める。皮疹は認めない。血液所見:赤血球430万、Hb 12.5g/dL、Ht 38%、白血球8,300、血小板23万。血液生化学所見:AST 14U/L、ALT 18U/L、LD 204U/L(基準176〜353)、ALP 258U/L(基準115〜359)、尿素窒素10mg/dL、クレアチニン0.5mg/dL。免疫血清学所見:CRP 3.1mg/dL、リウマトイド因子〈RF〉72IU/mL(基準20未満)、抗CCP抗体151U/mL(基準4.5未満)。B型とC型の肝炎ウイルス検査および結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉は陰性である。胸部エックス線写真で異常を認めない。両手エックス線写真を別に示す。

    この患者にまず行う治療はどれか。

    • a 金製剤筋注
    • b 抗菌薬経口投与
    • c コルヒチン経口投与
    • d メトトレキサート経口投与
    • e シクロホスファミド経口投与
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